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あらゆる分野でIT化が進む現代。私たちの生活のなかには、数えきれないほどの“システム”が存在しています。そこで、システム開発を担当している渡邊リーダーに“システム開発とリーダーの仕事について”聞いてみました。

システム開発の流れ

「システム開発は、“こうしたい”“こんなことができないか”というお客さまからの要請、もしくは、“こうしたらもっと良くなりますよ”という当社からお客さまへの提案によって始まります」。
開発すべきシステムの概要が決まると、納期と予算をもとに必要な人員が確保され、スケジュールに従って開発・試験などの作業が進められます。その間リーダーは、各担当者の進捗状況を見極めながら全体のスケジュールを管理するとともに、お客さま、営業担当者、開発担当者それぞれの意向を正確に聞き取って、互いの意思の疎通を図るのです。「(リーダーとは)いわば、システム開発に携わる人たちの“橋渡し役”ですね。」

開発作業はチームワークが大切!

ひとつのシステム開発に携わるメンバーは、規模によって数名から数十名。まず、それぞれの開発担当者によって各機能(ブロック)ごとに開発し、最終的にひとつのシステムとして構築されます。このとき重要なことは、各担当者間およびチーム全体のコミュニケーションがスムーズに行われることです。このための気配りもリーダーの大切な役目なのです。同時にリーダーには、開発作業中に起こるさまざまな出来事に対応するための、迅速かつ的確な判断力も求められます。「たとえば、試験環境を使ったテストをしていて、ある機能に重大な問題が見つかったとします。そんなときリーダーは、各機能ごとに振り分けた試験の時間割りを調整すれば済むのか、開発担当者の人数を急遽増やすべきなのか、それとも、お客さまに相談して納期を延ばしていただく必要があるのかを、いち早く判断し、各担当者に指示しなければならないのです」。

リーダーとして心がけていること

リーダーとして彼が心がけているのは、「全員がWin-Winの関係でいられること」。仕事では、お客様・上司・自分・部下・ビジネスパートナーなど、さまざまな人たちの利害関係が交錯します。誰かのメリットを強調しすぎると、誰かのメリット失われ、Win-Winの関係が築けなくなってしまいます。「リーダーとは、全員の利害を調整し、悪い予兆を早期に見抜いて対策を講じられる人だと考えます。」 また、メンバーの意識と意欲を高めることも生産性の向上のためには必要です。「個人を尊重すれば信頼が生まれ、組織は活性化されます。目標さえ統一されていれば、ボトムアップな組織に勝るものはないと考えています。」
幅広い視野を持ってコミュニケーションを深め、チームとして評価を勝ち取る。仕事の成否は、リーダーの手腕にかかっていると言っても過言ではありません。「その人にとってのWinとは何か? それを日々、自分自身に問いかけながら、仕事に臨んでいます。」