バランスの良い事業構成と新分野への旺盛な意欲
フォーカスシステムズは1977年に創業のIT業界の「老舗」です。当社がここまでの伝統を築けたのは、「技術の研鑽」と「堅実性」ゆえです。当社が手掛けるのは、官公庁や民間企業の業務を支えるシステムであり、設計・製造・保守運用という長いライフサイクルを持つものです。また、「公共」「民間」の受注バランスも好適です。
当社は常に時代が求めるシステムを提供しつづけてきました。21世紀に入ってから特に力を注いでいるのは「セキュリティ分野」です。「暗号技術」は当社の得意とするところですが、それに加え「デジタルフォレンジック」においても日本のIT業界の先陣を切りました。これは、不正アクセスや機密情報漏洩などコンピュータに関する犯罪を検証するための技術です。この分野で、ガイダンスソフトウェア社と日本国内における正規販売代理店契約を締結し、世界標準のひとつとされるシステム「EnCaseForensic」の提案から導入まで手掛けています。
3つの責任を果たしながら未来を拓く
当社はIT業界としての伝統の強みだけではなく、進取の気概も盛んです。2011年には経営陣が大幅に若返り、従来の概念にとらわれない柔軟かつ真摯な姿勢で、新たな発展を期する次第です。
当社が躍進を続けるためには、「3つの責任」を果たしていくことが大切です。1つめは「個人責任」で、一人ひとりが人間性と技術力を磨き、お客さまに最高のサービスを提供していくことです。2つめは「企業責任」で、社員相互が信頼しあい、安心かつ働きがいのある職場を実現していきます。3つめは「社会責任」で、お客さま、株主、投資家に認められ、社会に必要とされる会社を目指します。
これら責任を果たしながら、フォーカスシステムズとしての強みを生かしつつ、新規顧客、新規受注の獲得に更に注力する一方で、デジタルフォレンジックに続く「新しい製品」の提供も目指しています。さらに、これまで培った技術を生かした「自社ブランド」の製品の確立も視野に入れています。
オーケストラが素晴らしい演奏をするように
フォーカスシステムズがこれから躍進するうえで欠かせないのが「人材」。“企業活動はオーケストラ”というのが私の持論です。つまり、各自がしっかりと演奏するための努力、向上心がまず大切であり、これは上で述べた「個人責任」に相当します。次に求められるのが、指揮者のもとで他の奏者と調和していくことで、思いやり・協調性・リーダーシップが必要となります。これは「企業責任」にあたります。また、いくら良い演奏をしても、観客から喝采や拍手がもらえなければ意味がありません。企業活動で言えば顧客満足の追究になります。すなわち「社会責任」を果たすということです。もちろん、入社してすぐにすべてをこなせる人はいません。まず、自分の役割をやりとげる「個人責任」を意識して取り組んでいただきたいと思います。そうすれば、色々な経験を積んでいく中で、いつしか、家族からお客さまからそして社会から “ブラボー”と言ってもらえるようになります。一人ひとりがそんなふうに成長し、輝いてほしいですね。
【プロフィール】
1963年9月3日生まれ。慶応義塾大学卒業後、監査法人と税理士事務所に勤務。1998年、ITの分野は未経験ではあったが、会社の将来性に惹かれ、フォーカスシステムズに入社。
