Project story

プロジェクトストーリー

公共系エンジニア

N.Tさん
(2003年入社/新卒)

公共系エンジニア

K.Sさん
(2012年入社/中途)

Project.01

財務省e-learningコンテンツ変換案件

2020年末のFlash Playerのサポート終了に伴い、システム内に実装されているe-learningサービス(利用者に操作方法を習熟してもらうためのコンテンツ)を他の実装方法に変換するという公共調達案件です。

Question.01

所属部署について教えてください。

T:私たちが所属する公共金融事業本部は公共系のシステムを中心に扱っています。その中で、全国の官公庁様の行政事務を適正化・効率化するために整備・運用されているシステムを担当しています。
S:公共系のシステムは当然住民の生活に直結することが多いため、より高い品質が求められます。システムの分野から行政を支える責任ある仕事ですね。

Question.02

プロジェクト発足の経緯を教えてください。

T:今回紹介した案件は公共調達案件でした。システムに対する理解や知識は当然あったものの、事業部内では公共調達を直接入札する前例がありませんでした。実績を作るという意味で新しいチャレンジでしたね。
S:私がプロジェクトに参画したタイミングは入札が決まった後です。Flash Playerを他の方法でどう実現するかを検討していました。
T:Sはもともと官公庁様向け行政支援システムに関わっているメンバーでした。信頼が置ける人材である彼に「是非」と声を掛けました。

Question.03

役割、仕事内容について教えてください。

T:私はチームリーダーとして、プロジェクトの進捗管理やお客様からのお問い合わせ対応、折衝などを担当しました。また、今回は入札に伴う資料の準備や備品の手配など、プロジェクトが始まる前の準備段階から動いていました。
S:私の仕事はFlash Playerを活用していた部分を別の方法に置き換えるため、仕様を調査し、実装方法を確立することでした。プロジェクトの本格稼働後に参画するメンバーのためにも、とにかくシンプルに設計するよう心掛けました。

Question.04

苦労したところを教えてください。

T:初めての直接入札案件だったため、事業部としてノウハウが殆どありませんでした。他事業部の方に協力を仰ぎ、知識やノウハウを身につけることが大変でした。
S:プロジェクトに伴う必要な書類が沢山ありました。上司や他メンバーの力を借り、協力しながら書類を完成させていきました。特にTは書類準備で忙しかったので、「自分がもう一人ほしい」と言っていましたね。
T:滅多にない経験でしたね。ただ、今後直接入札の案件があった際はサポートや助言ができるので、チャレンジして本当に良かったと思っています。

Question.05

このプロジェクトで感じたことを教えてください。

T:直接入札案件は社名が世間に出ます。どのプロジェクトでも責任は同じですが、フォーカスシステムズの名前を背負う者として気を引き締めなければと感じました。
S:本当にそうですね。ただ、一次請けだったため、我々のやりやすいようにプロジェクトを進めることができたのはよかったです。直接お客様にこちらの要望をお話しすることができました。

Question.06

公共系ならではのやりがいはなんですか?

S:ITはわかりづらい分野と言われますが、公共系は自分たちが作ったものが世の中の役に立っていると実感できるので、そこがやりがいにつながっています。
T:そうですね。自分たちが作ったシステムやプロジェクトに関わってくる言葉がニュースに出てくると苦労が報われたと活力になります。

Question.07

今後の目標は何ですか?

T:デジタル庁が発足し、今後は社会全体のDX推進が進みます。その流れに乗りながら、より便利で安心できる社会の実現に貢献したいです。
S:時節柄、社会的に不安が募ることもありますが、そんな中でもフォーカスシステムズは日々成長していると感じています。今後も公共系のプロジェクトで安定して売上を確保し、他セグメントの事業領域の拡大を支えていきたいです。

Question.08

最後にメッセージをお願いします。

S:未経験や文系の方にとって、IT業界に対する不安は大きいかもしれません。しかし、フォーカスシステムズには会社全体で充実した研修があります。事業部単位でも研修委員会があり、技術的なサポートに取り組んでいます。心配せずに挑戦してみてください。
T:若い方でも大歓迎です。仕事の進め方や公共系プロジェクト特有のルールは、業務の中で一つ一つ覚えてステップアップできます。それでも困った時や躓いた時は助けてくれる優しいメンバーたちがいるため、経験の有無や文系/理系に関わらず飛び込んできてほしいですね。