Project story

プロジェクトストーリー

Web・業務系エンジニア

A.N
(2014年入社/新卒)

Web・業務系エンジニア

R.I
(2019年入社/新卒)

Project.03

大手通信事業者の社内業務システムの自動化開発

ペーパーレス且つ業務の簡素化を目的とした社内システムの自動化がメインのプロジェクト。本案件のお客様部署においては開発案件が少なく、パートナー会社はネットワークの敷設などを行う会社が主でした。そのため、すでに長年の開発実績ある当社に申し入れがあり、このプロジェクトが発足しました。

Question.01

プロジェクトでの業務内容を教えてください。

N:私は新卒で入社してから8年目で、この4月からチームリーダーを担っています。以前からサブリーダーとして携わっていましたが、現在は主にお客様との工数調整やメンバーのアサインといった、管理業務を行っています。スケジュールがタイトなものや、新しく接続するシステムがある場合は開発に携わることもあります。
I:私は新卒入社してから3年目で、同じく4月からサブリーダーを務めています。普段の業務内容はお客様との打ち合わせ、仕様検討、設計、開発、保守・運用業務などです。
N:サブリーダーに任命されてどうでした?
I:びっくりしましたね。不安なところは多々ありますが、なんとかやっていこうって感じです。
N:当案件は私が入社した当時からあるプロジェクトです。要件定義から開発や運用など全プロセスを短期スパンで一通り行っていきます。打ち合わせから関われるため、メンバーが無理をせずに済むようスケジュール調整に努めています。そのプロジェクト管理をサブリーダーとしてIくんに任せることになりました。

Question.02

新しい役職についていかがですか?

I:まだ実感がありません。
N:入社当時からIくんは仕事が出来ると感じていました。わからないことがあった時、自分で調べて回答を持った状態で質問に来る様子を見て、「是非彼にサブリーダーとして活躍してほしい」と思うようになりました。
I:Nさんのサブリーダー時代で印象深かったことは、自分の仕事以外に別担当者の進捗確認やヒアリングを行っていたことです。プロジェクト全体を把握しようとしているのだと感じました。その姿をお手本として日々意識しています。
N:私がリーダーになってみて感じた大きな違いはプロジェクトを中長期的に見る必要があることでした。今まではメンバーの管理中心でしたが、契約のことなど先のことを考えて行動しています。

Question.03

文系理系について教えてください。

I:私は文系出身で入社し、始めはOJTだけではなく、他のチームメンバーからもサポートを受けて業務を行っていました。
N:部署ではチームメンバー全員で1年目の新人を教えていこうっていうスタイルです。どんな失敗をしても大丈夫なようにサポートするため、彼には積極的に開発に関わってもらいました。
I:Nさんは理系ですよね。
N:理系ですがプログラム言語は全く触れない学科だったため、新入社員研修で初めてプログラミングに触れました。私も1年目はOJTの先輩にたくさん助けていただいて乗り越えていましたね。

Question.04

印象深い出来事があれば教えてください。

N:私がIくんに対して印象的だったのは、彼がまだ入社して1年に満たない時に飲み会で「これからどうやって成長していったら良いですかね」と聞いてきたことですね。
I:確かに聞いた覚えがあります。
N:彼は成長意欲がすごいと感じます。あまり周囲には見せないようにしている感じですけど。
I:人並ですよ。でも不明点や疑問点は自分が納得するまでとことん調べる方かなとは思いますね。
N:そういう慎重さがあるから、仕事を任せようって思いますよね。

Question.05

このプロジェクトで感じたことを教えてください。

N:現在のプロジェクトで、コミュニケーションの重要性について学びました。普段の会話を意識することで、チーム内で相談しやすい環境が整います。また、お客様と打ち解けて新たな案件の相談を受けるなどプロジェクトの拡大にも繋がると思っています。
I:私が学んだことは、開発は一人で進めるものではなく「周囲を巻き込む力」が重要だということです。
N:周囲を巻き込む力というと?
I:1年目に任せてもらった案件は初めてでわからないことも多く不安な状態でした。しかし、一人で考え込むのではなく、Nさんやお客様に積極的に質問をし、確認を取りながら開発を行うことが成功の秘訣だとわかりました。時間は有限ということもあり、そういった周囲を巻き込む力は今後も重要になってくると感じました。

Question.06

先輩としてのアドバイスを教えてください。

N:周囲を巻き込むにあたって、お客様と他愛もない話が出来る関係性を築くことが1番のポイントかなと思います。
I:本当にそうですよね。仕事のしやすさにも関わってくると思います。
N:あとやっぱり知識・技術力が不可欠だと思います。プロジェクトの成功から「次も宜しく」って繋がっていくところもありますね。仕事以外でお客様と仲良くなることが1番の近道だと思いますが、ご時世的に難しい。そう考えると自身のスキルを向上させ、成果を積み重ねていくことが信頼を築くために出来ることだと思います。

Question.07

今後、プロジェクトをどのように展開させたいですか?

N:プロジェクトを拡大させると共に、「若手社員が活躍出来る現場」として、さらに発展させていきたいです。
I:私も同じく、新規参画者たちのサポートをしながら自身のスキルを向上させます。
N:毎年新人に参画してもらえるよう、今いるお客様からの信頼を維持し続けたいですね。
I:はい!そのためにはお客様が困っていることに対して積極的に提案し、しっかり期日内に納入出来るよう力を付けたいです。

Question.08

今後の目標は何ですか?

I:お客様はもちろん、メンバーから信頼され、仕事を任せてもらえるような「人間力」「技術力」共に魅力ある人材になりたいと思っています。
N:彼は周囲を見る目を持ち、責任感ある人材なので安心して任せられます。サブリーダーとしてもっと大きく成長してもらいたいですね。
I:ありがとうございます。
N:私はお客様との信頼関係を新規プロジェクトの開拓へつなげられるリーダーになりたいと考えています。
そのために必要なことが後輩の育成です。後輩から信頼を得るために、私が1年目にお世話になったOJTの先輩のように明るく、技術力を持ち、一度見たら忘れられないような人望ある人材になりたいですね。