Project story

プロジェクトストーリー

Web・業務系エンジニア

T.Oさん
(2016年入社/中途)

Web・業務系エンジニア

K.Aさん
(2017年入社/新卒)

Project.02

Biz∫を用いた建築設計事務所向け基幹システム導入

Biz∫(ビズインテグラル)は、IT分野でトップクラスのNTTデータグループが提供するERP(Enterprise Resource Planning)ソリューションです。パッケージの良い部分も持ち合わせつつ、ベースとなるシステム基盤上で自由に開発できる柔軟性や拡張性を持つ優れた製品です。この製品を建築設計事務所の営業管理部分をサポートするシステムにカスタマイズしました。

Question.01

プロジェクト立上げの経緯を教えてください。

O:エンドユーザー(建築設計事務所)は、現行のプロジェクト管理システムを10年以上利用していたため、実業務とシステムの乖離が発生していました。そこで、システム刷新により課題を解決し、最終目標である売上・利益向上を実現するために当該プロジェクトが発足しました。私が中途で入社して2年目の時、Biz∫がマッチするだろうと提案し、要件定義から参画したプロジェクトです。
A:私はその次年度に新入社員として入社し、このプロジェクトでOさんにOJTとして指導していただきました。

Question.02

当時の役割、仕事内容について教えてください。

O:私は今回のプロジェクトで初めてチームリーダーを経験しました。チームリーダーの仕事は進捗管理や技術的サポートです。今回のプロジェクトは余裕のあるスケジュールではなかったため、進捗管理が特に大変でした。
A:私は新人として当案件に配属され、最初は教えていただきながら画面開発に携わりました。その後、Oさんの指導のおかげもあって、最終的には単体環境、結合環境、検証環境それぞれのバージョンやデータベースなど、いわゆる構成管理を担当することになりました。
O:新人が担当することはほとんどないことですが、彼ならできると信じて仕事を任せました。

Question.03

当時の思い出は何ですか?

A:Oさんも忙しいのに「飲みに行こう」と声を掛けてくれたことが印象に残っています。それは大体私が落ち込んでいる時でした。「いつもこのタイミングで誘ってくださるのがすごいです」と言うと「わかる」って頷かれていました。
O:そんなこともありましたね。
A:何回もありました。仕事の話だけでなく、色んな話を聞いてくださいました。Oさんのおかげで翌日からも業務に励むことができました。
O:懐かしいですね。

Question.04

チームの雰囲気を教えてください。

A:当時のプロジェクトで新人は私だけで、Oさんが忙しい時は他の人に質問しに行っていました。チームの皆さんは、どんなに忙しくても私に優しく教えてくれました。チームの風通しの良さがプロジェクトを回す上で大事だということを感じました。
O:確かに雰囲気の良いチームでの仕事は、忙しくてもそこまで辛さを感じないですね。

Question.05

大変なプロジェクトでしたか?

O:はい。特にスケジュール管理が大変でした。初めてリーダーを経験したため、進捗管理も難しく感じました。困った時はすぐ上長に指示を仰ぐなど対処することにより、無事納めることができました。
A:OさんがBiz∫に詳しかったことが、無事納品ができた大きな理由だと思います。
O:要件定義の時点でお客様への説明用デモ画面を作った経験があったおかげです。このプロジェクトのためにマニュアルを読み込んだことも大きいです。これによりアプリケーションの仕組みから理解できたため、カスタマイズへ応用していくことができました。

Question.06

学んだこと、次に活かせたことを教えてください。

O:何もかも自分一人で抱えてはいけないことを学びました。リーダーが忙しくなってしまうと、メンバーが話し掛けにくくなります。状況を見て周囲を動かし、その上でメンバーのサポートにリソースを割くことが大切だと感じました。
A:あの時のOさんは凄かったです。
O:初めてリーダーを任せていただき、かなりモチベーションが高かったです。
A:Oさんが優秀だったため、どんなに大変でもプロジェクトは回っていました。しかし、全て一人で出来てしまうがゆえにOさんは常に忙しそうでした。それが気がかりなまま納品が完了したのですが、また再び一緒に仕事をした際にOさんが自分で出来る仕事も周囲に任せることでチームをまとめていて、本当に良かったと安心しました。
O:リーダーが一人で決めて実行してしまうと、メンバーが何を目標にして作業していいかわからなくなってしまいます。このプロジェクトがきっかけで心構えが変わりました。

Question.07

フォーカスシステムズの魅力を教えてください。

O:私は開発に携わりたくて、フォーカスシステムズに中途入社しました。前職では上流工程に業務が偏っており、開発の理解が乏しい状態でした。そのため、お客様からの要望に対して技術的に実現可能か不確かなまま業務を行っていました。しかし、当社は上流から下流まで携わることが可能です。システム開発の全体像を理解するだけでなく、お客様に質の高いサービスを提供できるようになりました。
A:1~2年目にプロジェクトの序盤部分に参画したことで、システム開発の全体像が掴めました。上流部分である基本設計は他のプロジェクトにも活かすことができるため、この経験を早い段階で積ませてもらえたことが良かったです。

Question.08

今後の目標は何ですか?

O:限られたリソースの中で、どれだけチームの力を最大限に引き出せるかがプロジェクトマネージャーに必要なスキルだと考えています。お客様にとってだけでなく、メンバーや自分自身にとっても満足度の高いプロジェクトマネジメントを実行していきたいです。
A:現在はプロジェクトリーダーとして別案件に参画していますが、まずはそこでしっかりと役割を果たし、知識やスキルをより身に付けていきたいです。 そして、将来はマネージャーとして大きなプロジェクトを成功に導けるようになりたいです。